歯の欠損について
早期の治療が大切です
虫歯や歯周病が深刻な状況になると、抜歯を検討する必要が出てきます。抜歯後に歯の機能を回復するためには入れ歯、ブリッジ、インプラントの処置を行わなければいけません。しかし、患者さんの中には歯が抜けた状態のまま放置している方もいらっしゃいます。それは非常に危険です。確かに隙間が空いた箇所以外を使えば食事は可能ですが、歯並びは確実に悪化します。また、しっかり噛めなくなるので、認知症のリスクが高まるとも言われています。お体の健康のためにも歯が抜けた状態を放置するのはやめておきましょう。
歯の欠損を放置すると
起こりうる症状
もし歯が抜けたまま放置していると、下記のような症状を引き起こす可能性があります。
発音への影響がある
「歯をより美しくしたい人」におすすめなのがホワイトニングです。特に歯の奥深くまで成分が浸透するため、クリーニングでは対応できない喫煙や加齢が原因の着色汚れ・黄ばみに効果的です。また、普段から人と接する機会の多いビジネスマン(接客業や営業など)はホワイトニングによって見た目が大きく変化することもあり、おすすめしています。
認知症を誘発する可能性がある
認知症にかかった人は、歯の平均残存数が健康な方より少ないというのをご存知でしょうか?一つの要因として、きちんと物を噛むことが脳への刺激になるからだと言われています。歯が失われたとしてもインプラントや入れ歯で口腔面の機能を回復すれば、天然歯に近い形で噛めるようになり、認知症を抑えられる可能性が高まります。歯を失ったらできるだけ早く補綴物を入れるようにしましょう。